敬老の日まで後4日。孫の日まで後31日。「子育てギャップ」を読んでみた。

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ギャップ@双子育児おやじのまるばです。

敬老の日のメインのプレゼントのお供にどうでしょう。

 

敬老の日

 設定日:9月の第3月曜日

 今年:2017年9月18日(月 ・祝)

 いつから?

 1947年9月15日が始まり。そして、2003年から現行の第3月曜日で祝日になった。

 

孫の日

 設定日:10月の第3日曜日

 今年:2017年10月15日(日)

 いつから?

 1999年に日本百貨店協会が設定。

 

子育てギャップ

 子育てに関する考え方は、時代と共に大きく変わります。それを説明している本です。

 

世代別ギャップ

 

 この本によると、各世代の呼び名は以下の通り。ちなみに本には、相性診断表もあります。

 

ばあば・じいじ世代

1947年〜1949年生「団塊世代」

1950年〜1964年生「しらけ世代」

1965年〜1969年生「バブル世代」

 

ママ・パパ世代

1971年〜1984年生「団塊ジュニア世代」 

1980年〜1988年生「ミニマムライフ世代」

1987年〜1994年生「ゆとり世代」

 

ゆとり世代の教育方針を決めたのは、しらけ世代だから本当は「ゆとりにさせられ世代」だと思う。

 

  僕は、団塊ジュニア世代ですね。

 

子育てギャップの印象に残ったところ

 特に印象に残った箇所を取り上げます。

p45 母乳?粉ミルク?

ばあばの時代はお医者さんも粉ミルクを勧めた。ホームドラマでも、哺乳瓶を使っていたし、それがナウだった。

  僕が育った時代は、粉ミルク全盛だったみたいです。昭和50年頃の母乳育児の比率は20%台だったとか。

 最近は母乳育児が増える傾向にあるみたいですね。

 

時代が変われば、母乳・ミルクに対するイメージも変わる

 

p67 離乳食いつから始めるの?

昭和30年代頃は離乳開始が3〜4ヶ月に早め、準備段階として水で薄めた果汁を飲ませるなど・・・。平成3年の母子健康手帳には、「生後3〜4ヶ月」欄に「薄めた果汁やスープを飲ませていますか」とあり、離乳準備として・・・。

 

 平成13年にアメリカ小児学会が「生後6ヶ月までは果汁を飲ませるべきではない」と勧告し、平成20年度の母子健康手帳から「薄めた果汁〜」の記述を削除するように自治体に通知

 

情報の判断・伝達には7年かかります。月でも往復していたのかな。

 

 平成19年度の「授乳・離乳の支援ガイド」では離乳食のスタート時期として、それまでの「生後5ヶ月になった頃」から「生後5、6ヶ月頃」に変更されたようです。

 

p77 食べ物の口移し

じいじ・ばあばより上の世代では、赤ちゃんの離乳食として大人が一度噛んで柔らかくしたものを食べさせるという光景が当たり前でした。

 虫歯の元となる虫歯菌の「ミュータンス菌」、慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因となる「ピロリ菌」が唾液を通じて感染します。

 

僕もピロリ菌持ちでした。今は除去したけど。

 

完全潔癖な対応をするつもりはないですが、極力虫歯や胃がんのリスクは小さくしてあげたいですね。

他にもためになる話 

 ・抱き癖という誤解

 ・あおむけ寝 VS うつぶせ寝

 ・おむつは布、紙

 

などなど、昔と今の育児の違いが詳しく説明されています。 

 

まとめ

育児本には、スポック育児書の話題が必ずありますね。

  ちなみにスポック育児書は後になって数々の誤りが指摘されています。例えば、「抱き癖がつくから、子どもが泣いてもすぐに抱き上げてはいけない」という内容については、今は全否定されています

 

昨日まで正しいことが、今日には間違いになることもあるぜぇ〜

おやじ、柔軟にいこうぜ〜